サプリメントや健康食品、化粧品などに使われるセラミドは、以前は化学的に合成されたものや、牛の脳から作ったものが主流でした。ところが、数年前に狂牛病が広まり、それが人の身体にも伝染するのではと心配されるようになりました。他の動物の脳からもとれるのですが、また病気が出ないとも限りません。
より安全性を考慮した結果、ヨーロッパをはじめとした地域では小麦や米、大豆、ほうれん草などの植物から抽出するようになり、日本でも、米ぬかや小麦粉などから作ったものが大多数をしめています。ところが、小麦粉等に含まれるセラミドはとても量が少なくコストパフォーマンスが悪いため、セラミドはとても高価というイメージが定着しました。
そこで、注目され始めたのがこんにゃく芋です。こんにゃく芋は平安時代から日本人の食生活になじみのあるもので、カルシウムが豊富に含まれていたり、食物繊維が多く体内をきれいに掃除してくれたりと、大変ヘルシーな食品です。コレステロールや中性脂肪を排出して、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きもあります。もちろん狂牛病の心配もありませんし、化学合成されたものよりは由来も明確。すべてにおいて、安心な材料といえます。
こんにゃく芋をサプリメントにと考え研究を重ねてきたユニチカというメーカーでは、いち早くこんにゃく芋の研究に着手、その結果、米や小麦などに比べて7~15倍ものセラミドが含まれていることを発見しました。この研究によって、大量の穀物を使用するよりも効率よく、また良質なセラミドを得ることができるようになったのです。