私たちのお肌が、表皮、真皮、皮下組織という3層からなっていることはよく知られていますよね。ここではそのおさらいをしたいと思います。
表皮は、お肌の一番外側にあってもっとも薄く、紫外線や細菌など、外部の刺激からお肌を守るバリアの役割をしています。その下にあって、お肌の大部分を占めているのが真皮です。ここには、真皮血管、リンパ管、神経、毛根、皮脂腺、汗腺など様々な機能が集まり、皮膚の健康を保っています。
コラーゲンが大量に存在しているのが真皮で、エラスチンとともに網目状にからみ合っています。その間を、ヒアルロン酸などを成分とするゼリー状の基質がうめ、皮膚の弾力と張りを保っています。そして、それらのもっとも最下層にあるのが皮下組織。ここには脂肪が蓄えられ、身体がきちんと機能するよう保温しています。
お肌の構造の最も外側にある表皮は、さらに、角質層、顆粒層、有棘(ゆうきょく)層、基底層の4層からなっています。(手のひらや足の裏など分厚い部分は、角質層、透明層、顆粒層、有棘層、基底層の5層でできています)。
表皮は、常に汗腺や皮脂腺から分泌された汗や皮脂で覆われ、外気からお肌を、というより身体全体を保護しています。その表皮のもっとも外側、直接空気にふれている部分が角質層です。角質層はとても薄く、わずか10~20ミクロン(0.01~0.02mm)しかありません。
この角質層の細胞と細胞の間をうめて水分を保ち、皮膚を保護する役割を担っているのが細胞間資質で、その49%を占めているのがセラミドです。お肌の保湿効果を高め、外気と触れることで起こるあらゆるトラブルから守っているのです。